広告アカウント診断は、配信設定と実績、成果の計測状況を点検し、獲得単価が悪化した原因の候補と、次に確認する順序を整理する業務です。Lio Worksでは、広告代理店や事業会社の運用責任者に向けて、入札、アカウント構造、計測のどこから見直すかを判断する材料をまとめます。
概要
- 内容
- 獲得単価が悪化した原因を、アカウント構造、検索語句、入札と予算、クリエイティブ、計測、LPの6分類で点検し、改善案に優先順位を付けて報告します。閲覧権限で調べます
- 料金
- 単発30,000円から(税別)。媒体数、対象期間、調査範囲を伺って見積もります
- 納期の目安
- 初回の診断は原則3営業日以内に納品します。追加調査の納期は範囲の合意時にお知らせします
- 納品物
- 診断レポート、根拠となるデータの一覧、改善案の優先順位表(発注元名義で使える形式)
権限を共有する前に計測の状態だけ確かめたい場合は、計測タグの外形チェック(無料)をご利用ください。
対応範囲と診断項目
対応媒体はGoogle広告、Yahoo!広告、Meta広告、LINE広告です。対象アカウントの閲覧権限をいただき、計測を確認する場合はGA4の閲覧権限もお願いします。診断用の資料を新たに作る必要はなく、一次データの取得は当方で行います。
診断項目は次の6分類です。分類は媒体と配信方式に応じて使い分け、検索語句の分類は検索広告だけに適用します。該当しない分類と、データを取得できず確認できない分類は分けて報告します。
| 分類 | 見る観点 |
|---|---|
| アカウント構造 | 目的別の分け方と配信対象の重なりを整理し、設定の意図と実績を照合します。 |
| 検索語句 | 取得できる検索語句の意図と費用、成果を照合し、商材とのずれを確認します。 |
| 入札と予算 | 入札方針、予算配分、変更時期と実績の推移を並べ、悪化した範囲を確認します。 |
| クリエイティブ | 広告の訴求と配信対象、遷移先の内容を照合し、伝えている条件のずれを確認します。 |
| 計測 | 成果の定義と設定、記録状況を照合し、運用判断に使う数字の前提を確認します。 |
| LP | 広告から遷移するページの訴求、申込導線、成果地点までのつながりを確認します。 |
診断に含むのは点検と報告です。入札や予算の変更、広告の入稿、タグ実装、LP改修、継続運用は別途合意する作業です。着手前に確定するのは、個々の点検操作ではなく、どこまで調べ、何を判断材料として残すかです。
進め方
最初に、成果とする行動、目標の獲得単価、悪化に気付いた時期、対象媒体を伺います。そのうえで、閲覧できる範囲、診断期間、比較する期間、納品形式を決めます。権限の共有は招待で行い、ログイン情報の共有は求めません。
次に、合意した範囲の配信実績と設定を取得します。期間を比べるときは、期間の長さ、成果の定義、集計条件が揃っているかを確認し、予算変更や販促、サイト改修の時期も把握できる範囲で整理します。データの不足や取得範囲の制約は記録し、確認できていない部分を正常とは扱いません。
分類別に点検した後は、確認できた事実、原因の仮説、追加確認が必要な事項を分けて記録します。設定変更と数値の悪化が同時期でも、それだけで因果関係を確定せず、影響した可能性のある条件を報告します。最後に所見と改善案を説明し、誰が何を確認してから着手するかを整理して引き渡します。
納品物
納品するのは、診断レポート、根拠となるデータの一覧、改善案の優先順位表です。レポートには対象媒体、対象期間、点検した範囲、所見、未確認事項を記載します。根拠の一覧には参照元、抽出条件、取得日を添え、発注元が判断の経緯を追える形にします。
優先順位表には、改善案ごとの狙い、根拠、実施前の確認事項、担当する役割、変更後の評価方法をまとめます。報告書は発注元名義で使える形式とし、診断時点の結論と、追加検証後に判断する事項を区別します。診断から運用改善につなげた具体的な経緯は、検索広告アカウント診断の事例にまとめています。
改善の優先順位を決める基準
優先順位は、影響する費用の範囲、根拠の確かさ、実施に必要な工数、変更を戻せるかで判断します。成果の定義や記録状況に疑問がある場合は、入札調整の評価に使える数字かどうかを先に確認します。計測の具体的な点検手順はGA4コンバージョン設定の検証を参照してください。
根拠が揃った設定の不整合は修正候補とし、仮説にとどまるものは検証候補とします。データが少ない場合は、追加で見る期間と判断を見直す条件を決め、単価だけを理由に停止や増額を決めません。計測の再設計や実装が必要なら、GA4計測設計の代行として範囲を分けて見積もります。
費用の考え方と向かないケース
費用は、媒体数とアカウント数、対象期間、構造の複雑さ、計測調査の範囲、報告形式、説明の回数で決めます。複数媒体をまとめて比較する場合と、特定の検索広告だけを点検する場合では調査量が異なるため、対象を整理して見積もります。診断と、その後の設定変更や継続運用は費用を分け、追加調査は範囲を合意してから進めます。単発でのご依頼は30,000円から(税別)お受けしています。初回の診断は原則3営業日以内に納品します。追加調査の納期は、範囲を合意する時点でお知らせします。
閲覧権限を用意できない場合や、配信開始直後で実績が少ない場合は、原因分析を主目的とする診断には向きません。その場合、前者は共有できる資料の範囲に絞った確認に、後者は配信の前提と計測設定の点検に、診断の内容を変更できます。どちらも、実績に基づく原因の切り分けは納品範囲から外します。獲得単価の改善保証を求める依頼や、診断だけで日々の運用まで任せたい依頼にも向きません。
よくある失敗と確認方法
獲得単価だけを見て入札変更を繰り返すと、構造や計測が原因の候補から抜けます。費用と成果の件数を分け、どの期間、どの配信範囲で変化したかから確認します。
成果のない検索語句を一括して除外すると、検討期間の長さやデータの不足を考慮しない判断になります。検索意図と観測期間を整理し、除外候補と経過を見る候補を分けます。
改善案だけを受け取って担当者と評価方法を決めないと、実施状況と結果を追えません。変更内容と実施日、再確認する条件を残します。診断後の継続点検に必要な集計を整える場合は、広告レポート自動化の外注を別の作業として組み合わせます。相談時はこのページのフォームから、対象媒体、困っている点、希望する納品範囲をお知らせください。
よくある質問
- 広告アカウント診断に必要な権限や資料は何ですか?
対象の広告アカウントの閲覧権限と、計測を確認する場合はGA4の閲覧権限をお願いします。診断用の資料を新たに作る必要はなく、一次データの取得は当方で行います。目標と困っている点は着手前に伺います。 - 診断後の設定変更も含まれますか?
診断には現状の点検、原因の切り分け、改善案と優先順位の報告を含みます。入札や予算の変更、広告の入稿、タグ実装、継続運用は別の作業として範囲を合意します。 - 広告代理店からも依頼できますか?
広告代理店と事業会社のどちらからも依頼できます。報告書は発注元名義で使える形にし、クライアント様への説明窓口と資料の表記は着手前に決めます。
実績
- 事業会社の運用責任者として5媒体(Google、Yahoo!、Meta、LINE、SmartNews)で月最大5,000万円を運用し、獲得単価約1万円で5,000件超のコンバージョンを獲得
- 現在も複数社のGoogle広告とMeta広告を継続運用中
事例
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